おかげさまで無事バンコクに到着しました。いよいよ「タイでの新生活」のスタート(といっても、まだビザすらろくに無いクセに・・)です。私の「新たなる門出」を大きく手を広げて迎え入れてくれるかのように現地の天気は曇り!!(笑)やっぱり「オチ」は少し付けんと・・
ところで、「
タイへ引っ越しタイ!3:準備③『クレジットカード』を一新」でも少し書きましたが、今回はたまったマイルを交換して入手できる
「『JAL』の特典航空券」を利用しました。「JAL」に乗らなくなって久しいのですが相変わらずまだメンバーですし、特典航空券は一年の有効期限があって出発や到着の日付の変更も自由なので、今回の引越しに合わせて温存していたのです。少し災いしたことは、現在「『JAL』の名古屋⇔バンコク間の直行便は廃止になっており成田経由で乗継があったこと」ですが、羽田開港以前は乗り継ぎにほぼ4時間を要したのに対して今回は2時間。幸いにたいした苦痛にはなりませんでした。

国内線の
「JAL EXPRESS」でまず成田へ。

小さな機ですがアテンダントさんは4人。短いフライトのなかにきめ細やかなサービス。

出発はあいにくの雨。この新型翼、カッコいいなぁ。「ヨー」が軽減されるとか。

成田では一時間ほど
「リフレッシュルーム」で休息。一時間で1500円なり(30分刻みで料金追加)。ヘタに買い物するより安いよ♪

バンコクへと向かう
「JAL」便。久々だなぁ。
「機内食」は本当に美味しい。野菜がしっかり使ってあったり、仕込がしっかりとしてあったり。うっかり撮り忘れてしまったが「
『ハーゲンダッツ』のアイス」もこの後登場。「味噌汁」まであったから、感覚的には「前菜」「スープ」「サラダ」に「メイン」、そして「デザート」という、さしずめ
「フルコース」。私はお酒を飲まないけれど、その辺もラインナップがしっかりしていたような。

着陸一時間半前くらいにはさらに「パンケーキ」が。ピンクの靴下の主は白人の女の子。両親の分のパンケーキもせしめてテーブルには3つ。

「JALメンバー」ということは予約の時点で既にチェックされているのでちょくちょく
「アンケート」を頼まれる。今回も同様で、答えた御礼に
「ボールペン」と
「直筆のお礼状」を貰う。裏は「『JAL』のステッカー」になっている。

雲の下は雨でも雲海の上に出ればこんな風景。これも私が
「飛行機を好きな理由」の一つ。たまに気に入った写真が撮れると、「少し得した気分」になる。
今回久々に「JAL」に乗って、随分と認識が変わりました。ニュースでの「放漫経営」的な報道のイメージもあって、今回搭乗する前までは
「『ただ高い』だけ、以前とあまり相違ないだろう」というのが率直な認識でした。ところが実際に乗ってみて
「全てのサービスにおいて格段に向上している」と感じ、そこに至るまでの努力も感じとることができました。「接客姿勢」「機内食」「機内アナウンス」「座席の広さ」「心配り」、さらに「タイ人のアテンダントは皆日本語が上手」です!こんなに「日本語上手なタイ人」見たこと無い!
「乗客にとって航空会社のイメージを印象付ける点の全てにおいて妥協しない姿勢」が伝わってきました。そしてなんといっても
「アテンダントがみな『いい顔』をして働いている」、これが実に印象的でした。これぞ
「気配り世界一、日本の航空会社」だといっても、私の中では決して過言ではありません。
人によってレベルは違うことでしょうが、
「旅行の中で各々の贅沢の仕方」がきっとあることでしょう。「豪華なホテル」に泊まったり、「高価な一品」を買ったり、「旨いもの」を沢山食べたり・・そんななか、今の日本は特に不況感があってか、なにかと「安いもの」が取り沙汰される昨今。航空業界で言えば
「LCC(格安航空会社)」の台頭も確かに頷けます。しかし、全てがそれでは実に味気ないと思うのは私だけでしょうか。
「『空』での時間」も旅行に含めて考えている私にとって、
「どの航空会社に乗っても同じ」「安いから何のサービスも無し」というのは実に寂しい。
「今回は乗ったこと無いこの航空会社に乗って行ってみよう」というのがあってもいいと思うし、
「このサービスが好きでずっとここを利用している」というのがあってもいいと思います。でも、全てがまるで「『空の新幹線』のような『LCC』だけ」になってしまっては
「選ぶ楽しさ」さえなくなってしまう・・
「高い高い」といいますが、「高いだけのことはある」というのも然り。一方で「安い安い」といって喜んで後から文句を言っている人を見ることが沢山ありますが、それも「安い」んだから致し方ないとも思います。結局
「果たして本当に高いかどうかはその人の価値観による」し、
「やっぱり『安かろうよかろう』とはなかなか行かないのが世の中」では無いでしょうか。
私にとって、特に再建後は「高い」というイメージだけが先行していた「JAL」ですが、今回
「これもいいなぁ、これぞ飛行機の旅!」と思ってしまうほど感動したサービス内容でした。
「JALへの価値観が一変した」ことも間違いありません。「JAL」の皆さん、お世話になりました。事情が許せば是非また乗りたいと思います。今後とも頑張ってください♪

今回無理を言って撮らせていただきました。有難うございます。
<今日の一枚>
今回の「思い出の一品」

今回の「搭乗券」と「受託手荷物の超過重量分料金支払いの領収証」です。JALのエコノミーの受託手荷物は「23kgのカバン2つまでOK」なのですが、さすがにそれを二つに自分のカバンを持ち運ぶ、というのも厳しくて超過料金を払いました。ま、それはいいでんですが、問題は
「チェックイン」のとき。
「『タイ』はノービザでの滞在限度が30日なのですが、私は「ノービザ」にもかかわらず帰国便が2ヶ月後」・・これが少し波紋を呼びまして、果たしてOKかどうか確認のためにしばし待たされました。向こうへ行ってビザ取るだけで実際何の問題も無く勿論OKだったのですが、訊いてみると
「そういう人はなかなかいないらしい」です。なので、このチケットを手に入れるのに10分弱待たされたというちょっと貴重な「思い出の品」になりました♪笑
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