「タイの習慣5:国王誕生日」
このところ仕事の段取りが立て込んでおり、ブログの更新がペースダウンしておりますことをお詫びいたします。出来るだけペースを維持しながら更新を維持するように努めますので今後とも宜しくお願いします。
さて、本日12月5日は「タイ王国の国王誕生日」、「王国」の文字通り、国のトップの誕生日とあってすごい盛り上がりを見せました。

誕生日に先駆けてウチのコンドミニアムに飾られる「プミポン国王」の写真
現「プミポン・アドゥンヤラデート国王」は西暦2012年(タイ暦2555年)の今年で恩歳85歳を迎えられますが、ここ数年は年齢と体調不良で病院暮らしが続いておりました。今年は2006年以降久しぶりの一般参賀ということで、療養入院先である「シリラート病院」から謁見会場となった「アナンダ・サマーコム宮殿」まで、ものすごい数の人が押しかけて会場はまさに「黄色」一色!何故黄色なのかということについてはまた別の機会で触れるとして、その模様をちょっとお伝えしようと思います。管理人は残念ながら会場に足を運ぶことは出来ませんでしたが(前日から既に多くの人で埋め尽くされており、行っても果たして謁見できたかどうかは不明です、実際)、TVにてその光景を目にしました。雰囲気が伝われば幸いです。

「シリラート病院」を出て「アナンダ・サマーコム宮殿」へと向かう「プミポン国王」を乗せた車。

沿道にはものすごい数の人が陣取っています。

謁見会場の「アナンダ・サマーコム宮殿」には寸分の隙間もないほどの人が!@@;

本当にすごい人!人!そして人!一体何人の人がいるのでしょう?@@;

そして国王を乗せた車が入ってきました。

感極まって泣き出す人もちらほら・・

政府関係者も国王との謁見をずっと待っています。

程なくして国王が姿を現しました。

国の要人が祝辞を伝えます。

「ワチラーロンコーン王子」に・・

「インラック首相」、さらに政府要人、軍関係者・・多くの人がお祝いの言葉を送りました。

これに対して国王が答辞を述べます。

当日は本当に暑く正装ではかなりキツイ様子、体調不良で運ばれる人も・・

最期に王族一同が整列、その後幕引き。

会場から病院までの道程、皆が「長寿おめでとうございます」の合唱。

祈りを捧げる尼僧。

このような雰囲気の中、式典は終わりました。
この「プーミポン・アドゥンラヤデート国王」、ものすごいカリスマ性だと思います。戴冠したのが弱冠22歳!!その後、聡明、思いやりと優しさ、そして行動力を併せ持った国王として実に多くの人に愛されてきました。「85歳になった今でもこれだけ多くの他人に支持されるというのは単に『国王』という肩書きだけではムリ、彼だからこそここまで愛されるのだ」と感じているタイ人も多いようです。式典そのものは恐らく30分程のことだったと思いますが、たったそれだけのために前日から本当に多くの人が会場に詰め掛けました。国王が帰途につき、病院内に入っていくところでは本当に多くの人が泣いている、それが本当に印象的でした。
日本で「行列が出来ました」といえばせいぜい「話題の新製品がいよいよ解禁!!」というのくらいで、特に国や政治に関わる人で、ここまで人を動かし、そして感動を与える人、いないような気がします。外国人である私すら感動した今日の式典、こんな人物を有する「タイ王国」が少し羨ましくなってしまいました。と同時に、「人生の舞台にいい国を選ぶことができてよかった」とつくづく感じる今日この頃です。
<今日の一枚>
これぞ「微笑みの国」

とても印象的だったもう一つ、それは「国王の誕生日を祝っている人全てが幸せそうな顔をしている」ということでした。皆本当にいい笑顔。こういうところが「タイの魅力のひとつ」でもあるんでしょうね。
最後までご覧頂きありがとうございました。ランキングに参加していますので、お気に召したら下部のリンク、クリックお願いします。
さて、本日12月5日は「タイ王国の国王誕生日」、「王国」の文字通り、国のトップの誕生日とあってすごい盛り上がりを見せました。

誕生日に先駆けてウチのコンドミニアムに飾られる「プミポン国王」の写真
現「プミポン・アドゥンヤラデート国王」は西暦2012年(タイ暦2555年)の今年で恩歳85歳を迎えられますが、ここ数年は年齢と体調不良で病院暮らしが続いておりました。今年は2006年以降久しぶりの一般参賀ということで、療養入院先である「シリラート病院」から謁見会場となった「アナンダ・サマーコム宮殿」まで、ものすごい数の人が押しかけて会場はまさに「黄色」一色!何故黄色なのかということについてはまた別の機会で触れるとして、その模様をちょっとお伝えしようと思います。管理人は残念ながら会場に足を運ぶことは出来ませんでしたが(前日から既に多くの人で埋め尽くされており、行っても果たして謁見できたかどうかは不明です、実際)、TVにてその光景を目にしました。雰囲気が伝われば幸いです。

「シリラート病院」を出て「アナンダ・サマーコム宮殿」へと向かう「プミポン国王」を乗せた車。

沿道にはものすごい数の人が陣取っています。

謁見会場の「アナンダ・サマーコム宮殿」には寸分の隙間もないほどの人が!@@;

本当にすごい人!人!そして人!一体何人の人がいるのでしょう?@@;

そして国王を乗せた車が入ってきました。

感極まって泣き出す人もちらほら・・

政府関係者も国王との謁見をずっと待っています。

程なくして国王が姿を現しました。

国の要人が祝辞を伝えます。

「ワチラーロンコーン王子」に・・

「インラック首相」、さらに政府要人、軍関係者・・多くの人がお祝いの言葉を送りました。

これに対して国王が答辞を述べます。

当日は本当に暑く正装ではかなりキツイ様子、体調不良で運ばれる人も・・

最期に王族一同が整列、その後幕引き。

会場から病院までの道程、皆が「長寿おめでとうございます」の合唱。

祈りを捧げる尼僧。

このような雰囲気の中、式典は終わりました。
この「プーミポン・アドゥンラヤデート国王」、ものすごいカリスマ性だと思います。戴冠したのが弱冠22歳!!その後、聡明、思いやりと優しさ、そして行動力を併せ持った国王として実に多くの人に愛されてきました。「85歳になった今でもこれだけ多くの他人に支持されるというのは単に『国王』という肩書きだけではムリ、彼だからこそここまで愛されるのだ」と感じているタイ人も多いようです。式典そのものは恐らく30分程のことだったと思いますが、たったそれだけのために前日から本当に多くの人が会場に詰め掛けました。国王が帰途につき、病院内に入っていくところでは本当に多くの人が泣いている、それが本当に印象的でした。
日本で「行列が出来ました」といえばせいぜい「話題の新製品がいよいよ解禁!!」というのくらいで、特に国や政治に関わる人で、ここまで人を動かし、そして感動を与える人、いないような気がします。外国人である私すら感動した今日の式典、こんな人物を有する「タイ王国」が少し羨ましくなってしまいました。と同時に、「人生の舞台にいい国を選ぶことができてよかった」とつくづく感じる今日この頃です。
<今日の一枚>
これぞ「微笑みの国」

とても印象的だったもう一つ、それは「国王の誕生日を祝っている人全てが幸せそうな顔をしている」ということでした。皆本当にいい笑顔。こういうところが「タイの魅力のひとつ」でもあるんでしょうね。
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