「宿泊3:ホテルを探すポイント③設備とサービス」
今日は前回の「宿泊2:ホテルを探すポイント②見落としがちな距離」に続いて、ホテルを探す際にもうひとつポイントとなってくる「設備とサービス」についてのお話です。ホテルの予約をする際に肝心な点を見落としていて結構ハマっている人もあるようなので、書いておきます。
よく聞くのがまず「実際に泊まった部屋が予約した部屋のイメージと違った」というものです。「写真では新しそうに見えたのに実際は古い部屋だった」といった感じの意見が多く、殆どが新棟と旧棟が同じ敷地内にあるホテルだったり、改築した部屋とまだ古いままの部屋が共存しているようなホテルでの話です。バンコクはホテルが乱立しているような状態で、顧客獲得のためにサービス合戦をやっています。やはり古いホテルは劣勢にたたされる場合が多く、新館を建てたり改築したりしてイメージを向上させようと努めているところも沢山あります。かといって宿泊価格を上げると集客が難しくなる。ということで、改築前を「スーペリア」、改築後を「デラックス」というような感じで部屋に格差をつけてそれぞれお客を募ります。一部のホテルでは、例えば同じスーペリア同士でも「通常部屋」と「特価部屋」の二種類を用意して、「特価部屋」で予約した場合は改築前の部屋をあてがったり、日当たりの悪い部屋等にまわされたりします。しかし、予約をする時にウェブ上で見る部屋は大方「綺麗な部屋」「いい部屋」なので実際に泊まってみると、事前のイメージと差が出る、ということになるのでしょう本当に偶然ですが、以前私が定宿にしていたホテルの改築前後の写真が同じような角度で撮ってあったのでここで少しお見せしましょう。上が前、下が後、二組です。

改築前

改築後、カーペット張替えに家具も作り変えられている

改築前

家具は新調、テーブルは机に
また、同じホテルでも新棟と旧棟がある場合、「旧棟は新棟と比べ物にならないくらい出来が悪い」というケースもあります。旧棟は実際は近隣のアパートを買い取って簡単に手直ししただけで、水の出が悪いとかお湯がなかなか出ない、部屋が暗い等、新棟の部屋とはかけ離れた内容になっている場合があります。さらに、旧棟だけ建道路を挟んで反対側に建っていて、何を利用するにもいちいち道路を横断して新棟側に来なければならない、なんていうホテルもあります。ただ、当然新棟と旧棟では価格差もあります。
さらに結構見落とされているのが「宿泊費に含まれるサービス」で、近年でいけば「インターネット環境」がまず一番目でしょう。「いまや当たり前」という部分がかえって落とし穴で、無料で提供しているところもあれば「一日幾ら」とか「時間幾ら」という感じで有料サービスとなっているところもあります。特に格安系のホテルに多いので要チェックです。価格と回線速度はまちまちなので、場合によってはインターネットカフェに行ったほうが何かと快適という場合もあります。インターネットカフェだと、街中にあるところで大体「一分1バーツ、最低15分(要するに「最低15バーツは払ってください、5分しか使わなくても15バーツは頂戴します」ということです)から」というのが相場でしょうか。あと、人によっては朝食付きであるかないか(朝食があっても有料設定のところがあるので要注意)とか、夜遊び目的の人はジョイナフィー等もきっと気になるところでしょう。

私だけでなく恐らく多くの人に重要であろうネット環境
ホテルを探すうえで、いくつかのホテルをピックアップして比較する人も多いことでしょう。価格や立地は勿論ですが、上記のようなことをきちんと検討しないと、現地に着てから「しまった」と思うことになってしまうかもしれません。このような事態を避けるためには「『宿泊者のレビュー』をしっかり読むこと」です。「いい意見よりも悪い意見に目を通す」と、ホテルの悪いところがよく見えてくることでしょう。画像やサービスをしっかりチェックして、よりよいホテル選びをしましょう。
<本日の一枚>
実はこのときにもう一セット写真を撮っていました。とりあえず張ります。


これも同じく改築前と改築後なのですが、大小の差こそあれ、両方ともに同じような位置に「丸いもの」が写っていますね。ある人は、「これは埃だ」といいますし、ある人は「これは霊だ」といいます。私はあまり気にしない性質でどうでもよいのですが、タイ人の数人が「ここは(幽霊が)出る」と言っていたので、そんな話を思い出しながらちょっと貼ってみました。皆さんは幽霊怖いですかね?
次回からはホテルできっとお世話になるコンセントや電気製品に関連して「電気」カテゴリー、第一回目はまず「基本情報」からです。
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よく聞くのがまず「実際に泊まった部屋が予約した部屋のイメージと違った」というものです。「写真では新しそうに見えたのに実際は古い部屋だった」といった感じの意見が多く、殆どが新棟と旧棟が同じ敷地内にあるホテルだったり、改築した部屋とまだ古いままの部屋が共存しているようなホテルでの話です。バンコクはホテルが乱立しているような状態で、顧客獲得のためにサービス合戦をやっています。やはり古いホテルは劣勢にたたされる場合が多く、新館を建てたり改築したりしてイメージを向上させようと努めているところも沢山あります。かといって宿泊価格を上げると集客が難しくなる。ということで、改築前を「スーペリア」、改築後を「デラックス」というような感じで部屋に格差をつけてそれぞれお客を募ります。一部のホテルでは、例えば同じスーペリア同士でも「通常部屋」と「特価部屋」の二種類を用意して、「特価部屋」で予約した場合は改築前の部屋をあてがったり、日当たりの悪い部屋等にまわされたりします。しかし、予約をする時にウェブ上で見る部屋は大方「綺麗な部屋」「いい部屋」なので実際に泊まってみると、事前のイメージと差が出る、ということになるのでしょう本当に偶然ですが、以前私が定宿にしていたホテルの改築前後の写真が同じような角度で撮ってあったのでここで少しお見せしましょう。上が前、下が後、二組です。

改築前

改築後、カーペット張替えに家具も作り変えられている

改築前

家具は新調、テーブルは机に
また、同じホテルでも新棟と旧棟がある場合、「旧棟は新棟と比べ物にならないくらい出来が悪い」というケースもあります。旧棟は実際は近隣のアパートを買い取って簡単に手直ししただけで、水の出が悪いとかお湯がなかなか出ない、部屋が暗い等、新棟の部屋とはかけ離れた内容になっている場合があります。さらに、旧棟だけ建道路を挟んで反対側に建っていて、何を利用するにもいちいち道路を横断して新棟側に来なければならない、なんていうホテルもあります。ただ、当然新棟と旧棟では価格差もあります。
さらに結構見落とされているのが「宿泊費に含まれるサービス」で、近年でいけば「インターネット環境」がまず一番目でしょう。「いまや当たり前」という部分がかえって落とし穴で、無料で提供しているところもあれば「一日幾ら」とか「時間幾ら」という感じで有料サービスとなっているところもあります。特に格安系のホテルに多いので要チェックです。価格と回線速度はまちまちなので、場合によってはインターネットカフェに行ったほうが何かと快適という場合もあります。インターネットカフェだと、街中にあるところで大体「一分1バーツ、最低15分(要するに「最低15バーツは払ってください、5分しか使わなくても15バーツは頂戴します」ということです)から」というのが相場でしょうか。あと、人によっては朝食付きであるかないか(朝食があっても有料設定のところがあるので要注意)とか、夜遊び目的の人はジョイナフィー等もきっと気になるところでしょう。

私だけでなく恐らく多くの人に重要であろうネット環境
ホテルを探すうえで、いくつかのホテルをピックアップして比較する人も多いことでしょう。価格や立地は勿論ですが、上記のようなことをきちんと検討しないと、現地に着てから「しまった」と思うことになってしまうかもしれません。このような事態を避けるためには「『宿泊者のレビュー』をしっかり読むこと」です。「いい意見よりも悪い意見に目を通す」と、ホテルの悪いところがよく見えてくることでしょう。画像やサービスをしっかりチェックして、よりよいホテル選びをしましょう。
<本日の一枚>
実はこのときにもう一セット写真を撮っていました。とりあえず張ります。


これも同じく改築前と改築後なのですが、大小の差こそあれ、両方ともに同じような位置に「丸いもの」が写っていますね。ある人は、「これは埃だ」といいますし、ある人は「これは霊だ」といいます。私はあまり気にしない性質でどうでもよいのですが、タイ人の数人が「ここは(幽霊が)出る」と言っていたので、そんな話を思い出しながらちょっと貼ってみました。皆さんは幽霊怖いですかね?
次回からはホテルできっとお世話になるコンセントや電気製品に関連して「電気」カテゴリー、第一回目はまず「基本情報」からです。
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